マーノート

マーは2010年2月生まれの女の子。小1で不登校、発達相談で広汎性発達障害(自閉スペクトラム)と見るべきだと指摘される。ここは「言われてみると自分も」感が満点の父=私のブログ。登場する「キューちゃん」は妻(マーの母)。

配慮って

【エッセイ】

 マーについてたまに学校に行き、教室をのぞく。何人か、やっぱり落ち着かない子がいる。「せいかつ」で校内の草花を見に外へ出たとき、その何人かは、遊んでしまって、先生の言うことを聞いているようには思えない。

 マーは、他の子とはかかわろうとしないが、ちゃんとオオイヌノフグリやスギナやヒメオドリコソウを観察し(これらの名前は家の庭でもう入っている)、池の魚をのぞきこんだ。集団からは外れがちだが、先生にはマーの特性をわかってもらっているので、とがめられることもない。

 考えようによれば、かわいそうなのは、ほかの、おちつきのない子だ。騒いで、よく注意を受けている。にわか勉強だが、発達障害についていろいろ知ると、この子、ADHDじゃないか、と思ったりする。

 マーは不登校になって、発達相談を受けたから、配慮を求めることができるようになった。それらの子は、ただ、教室にいられる、というだけで、それほどには配慮されているように見えない。むしろ、注意ばかり受けているように見える。

 「障害」「特別支援」と名がつけば理解や配慮が受けられ、そうでなければ受けられない、というのも、おかしな話ではないだろうか。

 --でも、親の私たちだってそうだったな。「この子の個性なんだ」と気づく前、どれだけ苛立ってばかりだったことか。

 

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