マーノート

マーは2010年2月生まれの女の子。小1で不登校、発達相談で広汎性発達障害(自閉スペクトラム)と見るべきだと指摘される。ここは「言われてみると自分も」感が満点の父=私のブログ。登場する「キューちゃん」は妻(マーの母)。

しらす

 「しらすって、おとなのさかななの? さかなのあかちゃんなの?」

 朝ご飯にしらすをかきこみながら、マーがきいてきた。

 

 「おお~、いい質問だなぁ! どうなんだろ」

 「図鑑で調べようよ!」

 言うが早いか立って本棚のところに行き、サカナくんの本とポケット図鑑、二冊持ってきた。が、「しらす」は載っていない。

 「うーん、しらすっていうのは魚の名前じゃないのかな」

 で、「しらす」のパッケージをみると、原材料に「いわしの稚魚」とある。

 「いわしなんだね! お父さん、知らなかったよ!」

 

 マーの疑問はまだまだ続く。

 「でさあ、でさあ、赤ちゃんばっかり釣っていたら、絶滅しちゃわないの?」

 今度は「絶滅危機動物」の図鑑。

 どうやら、危機には指定されていないらしい。

 

 --以前だったら学校や出勤の時間が気になって仕方ないところだ。いまはちがう。「まっ、いっかー、ちょっとくらい遅れても。これも大事な勉強、勉強」ってくらいな気分。

 時間にルーズになって良いわけではないし、内心、焦りまくっている自分がいるのも事実。が、そんな気持ちにもなれなかったころは、マーにとって、朝ご飯が苦痛だったのではないだろうか。

 こんなにも素直にマジメに関心の翼を広げようとしている子の話を、以前はどれほど聞いていたことか。

 単に「要求水準を下げる」ってことではない、のではないか。

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